血糖値の上昇を抑える食べ方
糖尿病を患ってしまった時の対処法として欠かせないのが食事療法です。できるだけ血糖値を上げない糖尿病食を毎日食べるようにすることで、症状の悪化を防ぐことができます。ここでは宅配などの方法も紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
血糖値を上げない食事の仕方
糖尿病にかかったときの食事で一番大事なことは「食べ方を工夫することで、血糖値を上がりにくくする」ということです。こちらではそのポイントをまとめてみました。
■ポイント1 三食しっかり食べる
朝・昼・晩と三食を規則的に食べること。ただし、注意しておきたいのは夜です。この時間は血糖値の上昇を防ぐインスリンが動きが鈍くなるので、たくさん食べ過ぎると血糖値が急激に上昇してしまいます。
腹八分目が理想的な食べ方といえるでしょう。
■ポイント2 食物繊維の多いものから先に食べる
食物繊維は野菜などに多く含まれている成分です。低エネルギーでとても太りにくく、血糖値の上昇も緩やかにするため、高血圧や肥満を予防する食材としても頻繁に登場します。
野菜などを肉や魚などよりも先に食べることで、お腹が膨らんで食べ過ぎを防ぐことができます。
最も良いとされている食べ方は「野菜→肉・魚→ごはん」の順番。この食べ方を行うだけで、血糖値の上昇を大幅に抑えることができます。
■ポイント3 間食はひかえる
糖尿病にとって過剰な糖分は、もっとも摂り入れてはいけない成分です。
お菓子や果物、そしてお酒などは、多量の糖分が含まれているので控えることが重要です。
ですが、全く食べないと逆にストレスが高まることにもつながるので、その日の血糖値の状態を観察しながら、適度に少量食べることを心がけておくといいでしょう。
おいしくて便利な糖尿病食とは?
糖尿病に効果的な、さまざまな食べ方を紹介しましたがいかがでしたでしょうか?ですが中には「食べ方はわかったけれど、肝心の食事はどうすればいいの?」といった疑問を持っている方も多いのではないでしょうか?
確かに、毎日の食事の献立を糖尿病を考えながら組み立てていくのは難しいことです。そこでオススメなのが「糖尿病食の宅配サービス」です。
資格を持った栄養士が、血糖値の上昇を抑えるメニューを考案してくれるうえに、おいしく、飽きずに、そして家まで届けてくれるので、大変便利なサービスです。実際に利用者も年を追うごとに増えているようなので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?