低GI食品について
近年、肥満やメタボリックシンドロームの予防としても注目が集まっている血糖値をあらわすGIとはなんなのでしょうか? このページでは、このGIについてくわしく調べてみました。また、GI値が低い食品についても紹介していますので、皆さんの糖尿病治療の参考にしてみてください。
糖尿病の治療などで使われる「GI値」とは?
GIとは「Glycemic Index(グリセミック・インデックス)」の略語のことで、炭水化物などが含まれた食品を摂取した後の、血糖値の上昇度を計測。それぞれの食品に振り分けられた指数のことをいいます。
わかりやすくいうと、このGI値が高ければ、食後の血糖値が急激に高くなってしまい、その血糖値を下げるために大量のインスリンが必要になります。反対に、GI値が低い食品を食べると血糖値は上がりにくく、その分インスリンの量を抑えることができるのです。
人間の体は、空腹時の高血糖に比べて食後高血糖の方がとてもリスクが高く、この食後高血糖の生活を続けていくと、もっとも肥満になりやすく、糖尿病などの重い病気にかかりやすくなってしまいます。そのため、低血糖値の食べ物を積極的に摂ることは、健康な生活を維持する上でとても大切であることを覚えておきましょう。
それでは、低GI食品のメリットをまとめてみましたので、ぜひ参考にしてください。
糖尿病に効果的な低GI食品
こちらでは、GI値が低い「低GI食品」を紹介しています。GI値は70以上になると高く、56~69の間が中程度、55以下の数値のものが低GI食品といわれています。ここでは、低GI食品ばかりを集めてみました。
低GI値の食品一覧
- そば:50
- オールブラン:45
- 中華そば:54
- 春雨:26
- パスタ(全粒粉):50
- 全粒粉小麦パン:50
- さつまいも:55
- らっきょう:51
- 大豆:30
- アボカド:27
- 大根:25
- グリンピース:45
- いんげん:26
- 春菊:24
- レタス:23
- バナナ:55
- キウイ:35
- りんご:39
- いちご:29
- にんにく:48